生活

終戦の日だからこそ聞いて欲しい。稲葉浩志「リトルボーイ」

稲葉浩志「リトルボーイ」

私はB’zという音楽グループが大好きです。

そして、稲葉浩志という歌手、そして人間も大好きです。

2010年に「Hadou」という稲葉浩志のソロアルバムが発売されました。
発売当時、高校生だった僕は、大好きな稲葉さんのアルバムを買い、通学中に聴きまくっていました。

そのアルバム13曲目に「リトルボーイ」という曲があります↓
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しかし、数ヶ月たったある日、
リトルボーイってどっかで聞いたことあるな、、とふと思ったのでした。。


そういえば広島に投下された原爆の名前か、、

と、曲を聴きまくった後に初めて気付いたのでした。

リトルボーイとは、第二次世界大戦において、米軍が広島に投下した原子爆弾のコードネームです。
どうやらこのタイトルも、ものすごい皮肉が込められていますが、ここに由来しているもののようです。

他の方のブログでも解説されています。↓

【稲葉 浩志ソロ】少年の隠れた暴力性と原爆の恐ろしさを描いた「リトルボーイ」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】

音楽レビュサイト レビュアブルより

では一度、歌詞をご覧ください。

「幸せをどうもありがとう。」
あのおばあさんはそう言って
妙ににっこり手をふりながら
エレベーター降りていったよ

むずむずする体で
汗と涙 今日もとびちらして
限界を知らないまま
暴れたい 壊してしまいたい

何でもできる可能性を
誰かにつぶされて
オトナにされてしまうだなんて
メイワクなハナシだぜ

丸くふくらんだ頬に
好きな歌 ぎっしりつめこんで
瞳の奥の宇宙に
無邪気さと 残酷な快感がねむる

リトルボーイ 蒼く萌える翼
アイムア リトルボーイ 精いっぱい広げたなら
リトルボーイ うしろなんて見ないで
アイムア リトルボーイ はばたいていきます バイバイ
ボクが炸裂させるのはハピネス

リトルボーイ 蒼く萌える翼
アイムア リトルボーイ 精いっぱい広げたなら
リトルボーイ うしろなんて見ないで
アイムア リトルボーイ はばたいていきます バイバイ

リトルボーイ ぞっとする現実に
アイムア リトルボーイ うちのめされるかもね
リトルボーイ かなしくともくやしくとも
アイムア リトルボーイ だれひとり殺しちゃいけない
ボクが炸裂させるのはハピネス

「幸せをどうもありがとう。」

J-Lyric.netより引用

少年について書かれた歌だと思っていましたが、
原爆のコードネームということを知ってもう一度曲を聴いてみました。

すると、とても恐ろしい曲に聴こえてきました。

暴れたい、壊してしまいたい、だれひとり殺しちゃいけない、、

歌詞の解釈の仕方は人それぞれだと思いますが、ものすごいメッセージ性を感じる歌だと思うようになりました。

稲葉さんの込めた思いとは

ちなみにこの曲は、稲葉さんのソロツアー
Koshi Inaba LIVE 2010 ~enII~において、広島公演のみで歌われたようです。
そこにも稲葉さんが込める強い想いがあると感じます。

また、リリース日が2010年8月18日というのも強い意味がありそうですね。

このように音楽を通して何かを社会に訴えかけてる曲は、世の中にたくさんあると思います。
そんなことに気づいた高校生時代を振り返ってみました。

是非一度、「リトルボーイ」聴いてみてください。